ザック・ニールの初登板(3月12日)

2019シーズン

本日はオープン戦初登板のニールが先発投手でした。元々、3/10(日)の楽天戦に先発出場でしたが雨で流れたため、スライドして本日の登板となっています。

昨年で引退したウルフの背番号54を継ぐニール。ウルフのように先発ローテーションの一角を担うことができることを首脳陣にアピールしてほしいです。

以下に、各選手との対戦内容を記載します。

ニールの本日のピッチング内容(各選手との対戦内容)

【1回裏】

福田:ストレートを2球続けて、低めでセカンドゴロを打たせる。1死。

西浦:西浦に対してもストレートを2球続けて、これまた低めでセカンドゴロを打たせる。2死。

頓宮:頓宮に対しては初球スライダーから入り空振りを奪うと、2球目はアウトローのストレートで簡単に追い込む。その後、内・外と5球投げ、最後はインコースのストレートで詰まらせサードゴロ。チェンジ。

 

いずれの打者に対してもストライク先行で、0-2というカウントを作れているところがとても良いです。また、高めに浮いた球があまりありませんでした。最速は頓宮に投げたストレートでしたが、球速は143km/hとあまり速くなく、手元で動くツーシームだと思います。球速が遅めのウルフといった感じでしょうか。

 

【2回裏】

T-岡田:初球の外要求のストレートが真ん中に入り、痛烈なライト前ヒットを献上する。無死1塁。

杉本:初球の低めのストレートを打たせてサードゴロに抑えるも、山川がなんでもない送球を落球し、無死1,2塁。なお、記録はサードへの内野安打。

小田:低めのストレートでファーストゴロに打ち取るも、山川がセカンドに悪送球してしまい、オリックスに先制を許す。西武 0-1 オリックス。無死1,3塁。

後藤:8球粘られ3-2となるも最後は高めのシュートで空振り三振を奪う。なお、途中に小田にスチールを許していたため1死2,3塁。

若月:外低め、外高めにストレートとスライダーが外れ2-0となるも、3球目に外のストレートで押し込み、ライトへのファールフライ。木村の抑止力もありランナーはスタートせず、2死2,3塁。

大城:外低めのストレートを続け、サードへの高いゴロに抑える。佐藤の送球がハーフバウンドになるも、先ほどのエラーを挽回する山川のナイスキャッチが飛び出す。チェンジ。

 

山川のエラーで失点した後、無失点で切り抜けられたのは評価できます。一方で、逆球やワンバン投球が増えたのが気になるところですが、大崩れする投手ではなさそう。次のイニングも楽しみです。

 

【3回裏】

得点してもらった後の投球、どうでしょうか?

福田:インコースに3球続けセカンドゴロに打ち取る。2球目の変化球はチェンジアップでしょうか。本日初めて投げた球種かな。1死。

西浦:初球カーブから入る。これも本日初めて投げた球種。4球目は左バッターのインコースへのバックドア(インコースのボールからストライクになるシュートのこと)、メジャーっぽい投球。最後は外のチェンジアップを引っ掛けさせてセカンドゴロ。2死。

頓宮:初球カーブから入る。西浦、頓宮ともにカーブから入ったがいずれもボールにはなった。その後チェンジアップでカウントを整えると、低めのスライダーでバットをへし折りショートゴロ。チェンジ。

 

1,2回の投球ではすごく光るものがあるという感じではなかったですが、3回は素晴らしい投球だったと思います。チェンジアップ、カーブも織り交ぜ、インコースもふんだんに使った幅広い投球でした。

 

【4回裏】

T-岡田:6球投じましたが全て低めの変化球(スライダー、シュート、チェンジアップ)で、最後はバックドアで見逃し三振。素晴らしい!1死。(解説の塩崎さんはツーシームと言っていました。)

杉本:初球インコースのシュートで詰まらせるも、飛んだコースが悪くセンター前ヒットとなる。1死1塁。

小田:2球目で杉本に盗塁を許し1死2塁となり、その後3-0のカウントになってしまうものの、ファールを2球打たせ、最後はバックドアで詰まらせファーストゴロ。2死2塁。なお、カウントを取った2つのファールはいずれも外を構えたが逆球の内へいっている。

宮崎:三球三振、全て低めへのスライダーのナイスボール。チェンジ。

 

4回1失点でニールは降板。お疲れ様でした。

 

総評

初回はストレート中心で組み立てでした。低めにコントロールできており球も動くので、3つのアウトが全て内野ゴロでした。対右打者、対左打者ともにインコースを使えていて、楽にピッチングをしている印象でした。

2回は先頭のT-岡田にヒットを許し、以降は全てランナーを背負った投球でした。その後の2つの内野ゴロを両方エラーされ、カリカリしてピッチングがダメになってしまうかと思われましたが、そんなこともなく、後続をしっかり抑えました。ただ、ランナーを背負うと少し急かされた感じになり、投球もやや荒れていたと思います。

3回は相手打者が二巡目に入ったこともあり、バッテリーが組み立てを大きく変えました。具体的にはこの試合で初めてカーブ、チェンジアップの2つの緩い変化球を使っています(2回まではストレート、スライダー、シュートの組み立てです)。また左バッターへのバックドアが効果的でした。

4回は1死からランナーを背負うものの落ち着いた投球で無失点で抑えています。杉本に完璧な盗塁を決められたので、今後日本の野球に慣れてきたら、クイックモーションや牽制をコーチから教えてあげて、投球以外の部分も強化していってほしいところです。

 

全体的に、非常に安定した投手という印象でした。変化球も多彩でコントロールも良い、各球団慣れるまではそれなりに抑えてくれそうな予感です。課題を挙げるとすると、上で述べた盗塁させない技術の習得と、ランナーを背負ってからやや単調になった印象なので、そこでもカーブやチェンジアップを交えた投球ができるようになると良いかと。

 

新戦力の投手として松本と同じくらいの期待を抱かせてくれるわけではなかったですが(初めからそう思っていた)、特にライオンズに所属するので十分勝ち星を積み重ねられる投手だと思いました。仮に一週間後に投げるのであれば、次回はメットライフドームでのロッテ戦です。別のチーム相手であり、ライオンズのホーム球場でどのような投球をするのかが楽しみです。

投球詳細

投じた球種の内訳は以下でした。

また、球種の割合は以下でした。変化球がめちゃくちゃ多いですね。

 

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コメント

  1. 越後獅子 19 ファンクラフ会員 より:

    まだ1度だけなので何とも言えませんが、ローテはほぼ決まりでしょう。
     
    コントロールがいいので、あとは球質の問題ですが。まあ外れ?出なかったことのホッとしています
    しかし、光成は難しいですね。9回だけだった、それもいいわけですが守備は勿論、友哉と組んでいたらどうだったか、それを考えればローテは決まりの気がします
     しかし最終テストはあるでしょうね
     いずれにせよじっくりと故障者には急がせず、直ったらの戦いだと思います。どうしても受け身になりますが仕方ないです

    • whitelions10 より:

      そうですね。今日の髙橋光成の評価はしにくいかもしれませんが、いいボールを投げていたと思います。
      次回登板で首脳陣を見返してもらいたいです。