優勝チームからのベストナイン選出人数

ベストナイン

先日、パ・リーグのベストナインが選出されました。

ライオンズからは菊池、森、山川、浅村、源田、秋山の6名が選ばれています。

菊池、浅村、秋山は昨年に引き続きの受賞で、森、山川、源田はプロ入り後初受賞です。

辻監督ベストナイン6人も「俺らの頃は10分の8」 - プロ野球 : 日刊スポーツ
最優秀監督賞に輝いた西武辻監督が“アワーズ・ジャック”を指令した。西武からベストナインに選ばれた6人を「申し分ない。自信にして欲しい。守りだけでも、打つだけで… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

辻監督からは、自分らのときは10人中8人選ばれていたといった発言も聞かれましたが、10人中6人選出でも十分多いと感じましたが、過去の実績と比べてどうなのでしょうか。気になったので、調べてまとめました。

そもそも、ベストナインとはどういった賞なのか

シーズンで好成績を残した投手・捕手・一塁手・二塁手・三塁手・遊撃手・外野手のポジション別に記者投票によって1名(外野手はポジションに関係なく3人)選出される。(Wikipediaより)

ポジション毎に、記者投票の投票数が最も多かった選手をベストナインとするということで、特に成績の基準(例えば、規定打席到達とか)はないようなので、イメージが重要そうです。そのため、成績の良いチーム、さらに言うと優勝チームに所属する選手はニュースや新聞等のメディア露出が多くなるため、有利になりそうですね。

パ・リーグの過去10年間のベストナインと優勝チームからの選出数

過去10年を見ると、ライオンズの今年の6人選出が最も多いですね。

それぞれの年について考察してみます。

2018年 ライオンズ

この年のライオンズは一度も首位を譲らずに優勝。チームの特徴は強力打線で、野手から5人が選出されています。

ベストナインは各ポジションから1人なので、例えば投手王国で15勝投手が3人いても、ベストナインに選ばれるのはその内1人です。さらに、最優秀中継ぎ投手と最優秀救援投手がいたとしても、結局投手からは1人しか選出されません。

ベストナインという賞の特徴から、投手力で優勝したチームより、攻撃力で優勝したチームの方が、選出人数は多くなりそうです。また、他のチームと競った上での優勝より独走での優勝の方が、選出人数が多くなりそうな気がしてきました。

2017年 ホークス

この年のホークスは94勝して、2位以下に13.5ゲーム差を付けての圧倒的な優勝でした。ただし、シーズン中盤まではイーグルスが首位を走っていたことと、得点力ではライオンズが上回っていたもあり、イーグルスから2人、ライオンズから3人の選出があり、ホークスとしては4人の選出にとどまりました。(なお、過去10年の平均値が4人です。)

2016年 ファイターズ

この年はホークスが首位を走っていたものの、夏場にファイターズが追いつき、9月後半にファイターズが抜け出して優勝を決めたシーズンでした。

個人としては、大谷が10勝4敗/.322、22本塁打、67打点と投打に活躍し、投手と指名打者という2部門での同時獲得となりました。また、レアードの本塁打王、中田の打点王もあり、ファイターズからのべ5人(大谷が2部門)が選出されました。

2015,2014,2010年 ホークス

この3年はホークスが優勝しているものの、ベストナインに選出されたのは2人のみという結果でした。

2011年はライオンズとゲーム差なしでの優勝、2014年はバファローズとゲーム差なしでの優勝、一方2015年は2位以下に12ゲーム差を付けての優勝です。

2015,2014年は、明石、松田、内川、長谷川、中村晃らが好成績を収めているものの、ベストナインに選出された選手には一歩及ばない程度の成績だったため、惜しくも選出ならずという感じでしょう。2010年も似ていて、本多、川崎、オーティズ、小久保らが、上記と同じ理由で選出ならずとなっています。

2013年 イーグルス、2012年 ファイターズ、2011年 ホークス

この3年間は平均人数である4人が優勝チームから選出されています。

2013年は特に田中という24勝0敗の成績を収めた圧倒的な力が大きかった。2012年はライオンズが最下位からの逆襲で9月に首位に立ったものの最終的に調子を落とし、ファイターズが優勝。2011年はホークスが2位以下に17.5ゲーム差を付ける圧倒的な優勝を果たすも、和田、ホールトン、摂津の先発三本柱を始めとする投手力で引っ張っての優勝。

それぞれ、チームカラーが異なりますが、結果としては平均の4人選出でした。

2009年 ファイターズ

この年はファイターズが優勝し、投手1人、野手4人の計5人が選出されています。

ダルビッシュは最高勝率と最優秀防御率のタイトルを獲得していますが、実は野手4人は無冠です。(なお、野手タイトル獲得者は鉄平、中島、中村、片岡でした。)

ただし、高橋.309、糸井.306、稲葉.300、田中賢.283と好成績を収めています。(なお、ベストナインに選ばれていませんが、金子誠.304、小谷野.296と、同一ポジションでは中島、中村に次ぐ成績を残しており、惜しいです。)

おまけ:ライオンズの直近10回の優勝年度のベストナイン

2004年は、プレーオフからの逆転優勝のため、選出人数が1人と少なくなっていますね。

1992年は、辻監督のコメントにあった年ですね。うーん、これはすごい。ただ、チーム成績を見ると、80勝47敗、2位以下とのゲーム差は4.5なので、圧倒的優勝という訳でもないですね。ちなみに、ゴールデングラブ賞は9人中8人がライオンズだったようですよ。ベストナインとの違いは、投手:石井丈裕→郭泰源、外野手:高橋智→平野謙。こちらも凄い…

今年で見ると、中村が1年間通して試合に出続けられていれば、三塁手部門で松田に代わって受賞できていたでしょう。また、外崎が1年通して試合に出続け、.310、25本塁打の成績を残せれば、吉田正に代わって受賞できていたでしょう。(実際は、.287、18本塁打で、これでも十分な成績)それくらい、皆がベストな成績を残さないと、同一チームから8人受賞なんてことにはならないと思うので、1992年のライオンズは本当にすごかったということですね。

 

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